
2023年6月に出来た「ザ・リッツ・カールトン ホテル」の入っている「福岡大名ガーデンシティ」、その商業フロアである「福岡大名ガーデンシティ・ビオスクエア」で営業している【西村や】。オーナーの星付きシェフ西村貴仁さんがプロデュースする“ニシムラ麺”がいただけるレストラン。
お昼はニシムラ麺単品やセット料理が楽しめる店ですが、3/17より夜営業は“Nishimura Takahito ミュージアムダイニング”としてコース料理専門のレストランになりました。
お店からの情報によると、、、
この度「西村や」は、3/17より新たなスタートとして、ディナー営業はNishimura Takahito ミュージアム・ダイニングとして生まれ変わります。17:30〜23:00(LO21:00)、Nishimura Takahitoの3種のコース「3,800円/5,800円/8,800円」のみをご提供いたします。(8,800円コースのみ前日までの要予約) 旬の食材をふんだんに使用した、ジャンルレスなNishimura Takahitoのフュージョン料理を、五感で味わう特別な時間をお楽しみください。とのこと。
西村シェフと言えば2019年、フュージョン部門で日本人では唯一のミシュランガイド一つ星を獲得して以来、最近では韓国ソウルに出店した【ニシムラ麺ソウル店】でもビブグルマンに選ばれるなど、その活躍ぶりがすばらしい福岡のシェフの一人。
いろいろあって、コロナ禍のちょっと前くらいから親子そろって仲良くさせてもらってるので、今回の“Nishimura Takahito ミュージアムダイニング”を楽しんできました。もちろん、〆は人気のニシムラ麺でどっかーーんと満腹になりました。
8,800円(要予約)のコース料理は、西村流の無国籍というか独創的というかオリジナリティ爆発の連続でしたわ。メニュー名を見てもどんなのが出てくるか分からないというか、出てきたお皿を見て「西村さんが作るとこんなんになるんか〜」と納得。フュージョン!!でした。そして料理の博物館、まさに、ミュージアムですね。
〆のニシムラ麺は、小盛り、半盛り、普通盛りなどお腹と相談しながら選べます。どれも同じ料金らしいので、もちろん普通盛りを注文しましたけどね。
それでは、どうぞ。
まずは、イカ墨ソーセージと生ハム。極薄の生ハムの食感と塩分がフワッフワのソーセージを優しく包んでくれます。

マグロベッタラ手巻き。お寿司です。

冷製ビシソワパスタ サマートリュフ。スープ、うまっ。麺の歯ごたえ良いね。

山芋の春巻き ラルドとトマトソース。火傷に注意(笑)

鯛と昆布ジュレ 人参のムース。人参に見えたのはムースでした。

海鮮麻婆豆腐。西村さんお得意の白麻婆豆腐。間違いないやつ。ご飯欲しくなる。

和風アクアパッツア。西村さんが作るとこんなんになるんや〜〜〜。出汁、効いてる〜〜

和牛ロース炙り 大和芋ソース 大葉オイル。ちょっと上品な食べさせ方。それでもご飯もってきて〜、と良いたくなる。


〆のラーメンは4種類から2つを選択。まずは期間限定のオマール海老ラー麺(+1,140円)。食べてみると、海老の香りと出汁が濃厚〜〜〜〜〜!! ちぢれ太麺に合うわ。


そしてソウル店の看板商品としてビブグルマンのきっかけになったというニシムラパイタンラー麺(期間限定)。パンタンなの?とんこつじゃないの?と思う感じの見た目。細麺と合わせてまるで博多豚骨ラーメンっぽい仕上がり。それでも豚骨ではなく、丸鶏、鶏ガラ、野菜、あさり出汁などから出来たスープは、韓国料理のサムゲタンのイメージらしい。


そして炊き立てご飯。あっつあつ。スープやチーズをかけてリゾット風にお楽しみください。




デザートは抹茶のティラミス。そしてコーヒーはスペシャルティコーヒーのエチオピアのエスプレッソに最近変わったらしい。エチオピア、合うわ。



最初、少しずつ出て来るので足りるかなぁと思ってたけど、最後は腹一杯。僕みたいにガッツかずに、ワインなどを飲みながらゆっくり食事を楽しまれることをお勧めします。
ということで、ごっちゃんでした!!
店名: 西村や
住所: 福岡市中央区大名2-6-5 福岡大名ガーデンシティ2F
https://nishimura-takahito.com/nishimura/
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