
先月くらいから朝8時からランチタイムまでに営業時間を変更した中央区平尾にあるうどん屋さん【粉やなぎ】の小砲気。店名も店主名も「こやなぎ」と読みます。
彼が最近売り出し中の“博多恵方うどん”。
壁にどーんと紙が貼ってあるので何じゃこりゃと思ってた。“博多”って冠つけているので、明太子がのってるのかカツオ菜かモツかなどと想像していたら、キーワードは“恵方”のほうでした。

『黙って切らずに食べれば、ヾ蠅い叶う⇔姫鑞茲覘1麒より待ち人来たるち茲い瓦筏こらず』という説明書き。それを見ても意味が分からん。
どういうこと???って思ったら、一番上の写真みたらお分かりでしょうがこの麺1本1mくらいの長さがあるんです。この長い麺を全く恵方は関係なくどっち向いて食べても良いけど、黙って切らずに食べれば運がよくなるといううどんらしい(笑)

この平たい麺、1本1mが2本半くらい入ってます。柔らかくてトゥルトゥルしてるけど、コシがあって高く持ち上げても切れにくい。完成するには大変苦労したらしい。小麦粉も通常の麺とは変えて、完全手打ちをしているらしくコストもかかってるって。
これを切らずに一気に1本食べることが出来るのか!?途中で咳き込んだりしないように薬味はなし。だから見た目がシンプル過ぎて、コストがかかってる割には単価を上げられず680円という価格設定にしているらしい。夏限定の冷やしぶっかけうどんです。
噛んでも良いけど、プチりって丼に切り落としたらダメってこと。「こんな長くて太い麺を一本切らずに食べきれると?」って聞いたら、「いや〜〜、なかなか難しいですよ。無理でしょ」って。おいおい。
しかし、わたしは出来ましたよ。「すご〜、さすが万太郎さんですね〜」って。さすがと言われても別に大食い得意でもないけど・・・。しいて言うなら、カレーは飲みモノが信条なので麺も同様ですもんね。にしても、これみんな出来るんじゃない??飲み込む覚悟があれば。
とりあえずこれで今年の夏はハッピーになるに違いない。貴方も“博多恵方うどん”を食べて願いを叶えませんか?(※これ食べて願いが叶わなくてもクレームは受け付けませんけどね)
実はこの商品のアイデアとプロデュースは、【粉やなぎ】という店名の命名者でもある天神の某カレー店主らしい。小忙瓩い錣「自分のカレー店ではこんな面白いチャレンジは怖くてしきらんので、俺にさせたいみたい」とのこと(笑)
というか、この冷やしうどん。鰹節の風味が効いて、あっさりさっぱり夏にもってこいの味。麺の香りもよくて喉越し最高。普通に出しても売れそうやけど・・・。そんなこというとプロデュースした某カレー店主が「普通じゃいかんのよ」って言うんやろうなぁ(笑)
店名: 粉やなぎ(こやなぎ)
住所: 福岡市中央区平尾2-14-18
電話: 092-406-7825
[ instagram ]