僕がどこかで誰かと生きていたという記録。
DSCF7827

2015年11月にここ大楠店がある場所で【クボカリー】が誕生。色々あった年末年始を乗り越えて、春あたりから現在のクボカリープレートの原型的なものが生まれたのだった。

福岡でもいわゆる“スパイスカレー”的なものがコアなカレーファンの中で人気になってきた頃だったけど、色鮮やかな3種あいがけの美味しいカレーは1,000円という価格もあり、カレーマニアだけでなく一般の女性なども広くカレー好きの層を広めたヒット商品であったと僕は思ってる。

しかし、ヒットするものには光もあれば影もある。COVID-19による大楠店の休業期間中も大名店で販売していたクボカリープレートだったが2020年12月末をもって販売終了することになる。久保店主からその話を聞いた時はびっくりしたなぁ。

久保店主は10年後の自店のこと、福岡の食文化のこと、カレー業界のことを考えている人なので、きっと熟考があってのことだろうと思っていた。

それから1年半ちょっと、今回の大楠店限定でのクボカリープレート復活はさらに深い想いがあるんだろうなぁ。どちらにしろ、喜んでいるクボカリーファンが多いだろうね。

しばらくは大楠店はこの“帰ってきたクボカリープレート”のみでの営業。テイクアウトとデリバリーも休止中とのこと。それに併せて店舗も改装されていた。レトロ感は残したまま明るく清潔感が増した雰囲気に生まれ変わっている。

帰ってきたウルトラマンは、ウルトラマンより強くなった訳じゃなかったみたいだが、“帰ってきたクボカリープレート”は、久保店主の7年間の経験とノウハウを背景にスタッフみんなの力も合わせて、明らかにパワーアップして帰ってきた気がした。お試しあれ。

そしてもう一つ。今週末の日曜日まで【パンや日乃光】✖️【クボカリー】のコラボカレーパンが発売中です。「ポークカリーピザパン」というカレーパン。今回のコラボ用にアレンジしたポークビンダルーが載ってる。これは、パンかピザかナンか。どれでもなくてどれでもあり。美味かった。350円。4日間限定。大楠店、大名店、そして【パンや日乃光】で販売中。数量限定です。

DSCF7828

DSCF7830

DSCF7834

DSCF7819

DSCF7843

DSCF7846

店名: クボカリー大楠店 
住所: 福岡市南区大楠3-17-10 
instagram ]





記事検索
■プロフィール
上野万太郎/僕がどこかで誰かと生きていたという記録。《食》との出会いは《人》との出会い。

詳しくは、勝手にWikipediaのページへ

mantaro

illustration by kaede




■著書:「福岡カフェ散歩」「福岡のまいにちカレー」

「福岡のまいにちカレー」(2014年4月)
福岡で毎日カレーを食べながら48店をカメラを持ってオーナーさんをインタビュー。カレーの数だけ物語がありました。

mantaro



「福岡カフェ散歩」(2012年12月)
福岡のカフェ54店を取材。オーナーさんの熱い想いを伝えたい。

mantaro



■欲望おにぎりとよろこび丼
2020年12月23日、長女がレシピ本居酒屋店長特製の欲望おにぎりとよろこび丼を出しました。

欲望おにぎりとよろこび丼



UMAGA


UMAGA




■過去の日記
■読者登録
LINE読者登録QRコード

PVアクセスランキング にほんブログ村

このブログの写真及びテキストの無断使用はお断りします。
©2004-2024 MANTARO.net All Rights Reserved.

【ご注意】このブログに掲載しているお店の情報はその記事を書いた時点での最新情報を可能な限り記載しています。現時点での最新情報ではありませんのでご注意ください。