僕がどこかで誰かと生きていたという記録。
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大晦日を実家の久留米で過ごして、夕方家に帰る前に長女と【manu coffee 春吉店】へ。

元旦からタクロー氏の元気な笑顔と大きな声でパワーもらえました。今年もマヌコーヒーの現場リーダーとして頑張ってくださいね。

それにしてもマヌコーヒーは西岡オーナーの独創的な発想でいろんな商品開発や事業に長年取り組んで来ましたが、今日は羊羹とインスタントコーヒーがありました。コーヒー以外についてもこだわった本格的なものしか作らない姿勢は流石ですね。

経営方針も業歴が長くなればなるほどその会社のカラーが明確になっていくと思いますが、マヌコーヒーは福岡のコーヒー店の中でも他の人気コーヒー店と比べるとちょっと異種ですね。コーヒーを売っているというよりコーヒーを取り巻く文化を売ってるって感じ。これは、10年前からそうだったかも。長年の積み重ねって大事ですね。


全然話は変わりますが、大晦日の夜に面白いことがありました。僕だけが面白いことだけど。

亡くなった親友の家に線香をあげに行こうということで、高校時代から一緒に遊んでいた同級生が実家に迎えに来てくれました。ちょっと実家に上がってうちの母と3人で歓談してからいざ出発。家から出て数分車を走らせたところで友達が「あ、、、」と声を出した。

「バッグを上野家に忘れてきた」と。

「どの辺に置いたん??」

「ピアノのところに置いた」

「そうなん、分かった」と返事して母に電話したら確かにバッグあるよとの返事。車をUターンさせてバッグを持って再出発したのでした。

でもね、ピアノがそこにあったのは20年以上前までのことなのよね。彼はこの20年間何回も実家に上がっていると思うけど、彼の頭の中にはまだピアノが見えてたのね。怖っ。

僕はそこにピアノがあったことさえ忘れてたのに。

人の記憶って自分で勝手に作り上げているんだろうな。人間って面白いと思った反面、記憶ってあてにならないね、と。大体において自分に都合の良い風に、そして美しく書き換えていくものなのよね。

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羊羹、甘さ控えめで美味しかった。
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インスタントコーヒーだって。上の羊羹もそうだけど、パッケージもこだわり強め。カッコイイ。
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一袋で一杯作るタイプ。
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店名:manu coffee 春吉店 
住所:福岡市中央区渡辺通3-11-2 
電話:092-736-6011
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■プロフィール
上野万太郎/僕がどこかで誰かと生きていたという記録。《食》との出会いは《人》との出会い。

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■著書:「福岡カフェ散歩」「福岡のまいにちカレー」

「福岡のまいにちカレー」(2014年4月)
福岡で毎日カレーを食べながら48店をカメラを持ってオーナーさんをインタビュー。カレーの数だけ物語がありました。

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「福岡カフェ散歩」(2012年12月)
福岡のカフェ54店を取材。オーナーさんの熱い想いを伝えたい。

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■欲望おにぎりとよろこび丼
2020年12月23日、長女がレシピ本居酒屋店長特製の欲望おにぎりとよろこび丼を出しました。

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