
小さい頃、よく思ってた。
年寄りはなんで演歌が好きなんだろう、って。
戦前戦後はそもそも浪曲、民謡、演歌などが全盛期。世の中のラジオから流れてくる曲のほとんどはその手の曲だったはず。その中では演歌がナウい音楽だったかも。
生まれてからずっとそんな曲を聴いていた僕の祖父母や両親の世代は、そんなことだから演歌が好きになるのは当たり前だったろう。
同じ理屈で、僕らの世代は、フォークソング、ニューミュージックからJ-POPなどがそれに当たるかも。もちろん、イギリスやアメリカのロックやポピュラーも同じように。
そんなこったろうと勝手に頭の中で思っていた。
そしたらである。
還暦まで一年に迫った僕。
どうも、高周波数の音、つまり高い音が聞き取りにくくなってる気がする。
たまに受ける聴力テストでは何の問題ないんだけど、なんとなくね。
高音のギンギンな曲や歌を聴くと、聞き取りにくいというか、ザワザワとして心地良くないのだ。
そんな中で、先日、初めて演歌のライブを聴いた。
永田ゆきを氏だ。
それがとても心地良くて、演歌ってこんなに心に沁みるものだったのか、と。
若い頃にビートルズに心が揺さぶられ時と同じように、新しいジャンルの音楽に触れたみたいな気がした。
高音の問題だけではなく、昭和レトロな音調と歌詞の内容が年齢的に“心に沁みる”というものも大きな加点になってるのかも。
なるほどそういうことだったのか。
こんなことだから、ある一定の歳になったら新しく演歌ファンの層が生まれてくるのではなかろうか。
定年退職した農家の息子さんたちが、親の代を継ぐことによって、兼業農家が毎年一定数生まれるのと同じように。
そんな、永田ゆきを氏。
8月13日金曜日22時『たこラジ』にゲスト出演してもらうことになりました。
東比恵の中華レストラン【二兎】の名物スタッフとして多くのファンを持つ彼。楽しい時間を作ってくれること間違いなしと思います。
先日7月13日に放送した『たこラジ』は『香椎コンテナ村』管理人で飲食店オーナーの仲盛弘樹氏でした。これもまた香椎の話題や町おこし、飲食業の話で盛り上がりました。
《番組概要》 番組名:たこラジ 提供:たこ焼き移動販売【たこ魂】
出演者:ジャンたこ(内山健吾)、上野万太郎 放送局:コミュニティラジオ天神(通称:コミてん) 周波数:77.7MHz 放送エリア:福岡市中央区周辺、およびインターネット配信(youtube及びラジオアプリ) 放送日:毎月1回(不定期)
放送期間:2021年7月〜 番組内容:兵庫県からたこ焼き移動販売者に乗って福岡市に移住してきたジャンたここと内山健吾。そんなジャンたこに福岡で友達100人できるかな?をテーマに毎回万太郎が紹介したいゲストを番組に連れてくると言う企画。その他、たこ焼きをテーマにした『たこ焼き大喜利』もあり。