僕がどこかで誰かと生きていたという記録。
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子供のころ、近くの駄菓子屋で1円で煎餅が買えた。

アイスクリームが10円
少年ジャンプは80円
チロルチョコは三連山タイプが1本10円だった。

歳とると昔話をしたがる。

特に同世代で集まると昭和の頃のことを覚えてるぞ自慢大会になってたりして、それがお互い共感できることばかりで心地良いのだ。

それって若者には嫌われるらしい。

まあ、年寄りからすると年寄りしか知らない情報を自分が生きているうちに少しでも若者に伝えておきたいという気持ちもあるのだが、若者からしたらそんな話には興味も関心もないし、価値もないらしい。

確かになぁ、そうかもしれん。

しかし、歳とると将来の話とか出来ないのよね。

だって数十年後には必ず死んでるんだから。

久しぶりに会う人に「最近どうですか?元気されてます?」って聞かれることが多い。

「元気ですよ。でも夢も希望もないです」と答える。

「そのかわり、失望や絶望もないけど」と付け加える。

自分の幸せは自分で頑張るだけであって今更失望や絶望することもない。

まあ望みと言えば次の世代の人々が夢や希望をもって頑張る姿を見ていたいということくらい。

僕が毎日いろんな飲食店に通ってるのも、ラジオ番組を若者と一緒にやったりしてるのも、そんな若い人たちの頑張ってる姿を近くで見せてもらって、僕のほうが幸せにしてもらえるからなのよね。


やせ我慢やカッコつけじゃなくて、マジで。




北部九州地方、昨日で梅雨明けでした。





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上野万太郎/僕がどこかで誰かと生きていたという記録。《食》との出会いは《人》との出会い。

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「福岡のまいにちカレー」(2014年4月)
福岡で毎日カレーを食べながら48店をカメラを持ってオーナーさんをインタビュー。カレーの数だけ物語がありました。

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「福岡カフェ散歩」(2012年12月)
福岡のカフェ54店を取材。オーナーさんの熱い想いを伝えたい。

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2020年12月23日、長女がレシピ本居酒屋店長特製の欲望おにぎりとよろこび丼を出しました。

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