そうなんです。明日で閉店なのです。初めて【公園通り】に寄ったのは、2016年10月27日だったので、4年半前か。
漫画本や週刊誌がたくさん置いてある昔ながらの喫茶店。お客さんはオジサンのビジネスマン中心。近所に博多市民センターがあるので、何かしらその流れで一見さんがドドっと来店することもあったらしい。
日替わり定食やオムカレーなど、フルサイズのアフター珈琲付きで700〜800円くらい。珈琲はサイフォン抽出。最近は少なくなったタバコが吸える喫茶店。
20席くらいあると思うけど、ランチタイムもなんと、ワンオペである。マスターが手際よくささっと作って出してくれる。待たされることはない。完全無欠のオペレーション。
カウンターのマスターの肩越しには大きな窓から山王公園が見える。春先には桜の花が一面をピンク色に染めてくれた。
マスターがここで喫茶店を始めてほぼ30年。もともとダート珈琲で働いておられたらしいが、三十代で【公園通り】を始められたということだね。
そんな【公園通り】の営業も明日で終了。マスターは他にもいろいろやりたい仕事があるということで、今後は少しのんびりしながらそちらで頑張られるようだ。
上の写真は前回初めて撮らせてもらった時のもの。素敵な笑顔。
僕がカメラを向けた瞬間、マスターがモデルやタレントさんみたいにピッと笑顔スイッチが入ったのをはっきり覚えている。
今日「この前のあの笑顔は素敵でしたね。いきなりあの笑顔はみんななかなかできませんよ」とマスターに伝えると「客商売を長年やってるからね。作り笑顔は商売道具やけんね(笑)」と。
長年の常連さんはもちろん、久しぶりのお客さんも顔を出しに来られてるようだ。皆それぞれに「30年お疲れ様でした」とマスターに声をかけられてた。
三十代の女性客が会計時に「私、ここに来たはまだ3回目なんですけど、ありがとうございました。30年間お疲れ様でした」とちょっと目を潤ませてマスターに声をかけられていた。
マスターはいつも通りの爽やかな笑顔で「こちらこそ、ありがとうございました」と答えられてた。
俺やったら絶対泣きそう。
マスター30年間お疲れ様でした。最終日はちょっとウルウルしそうなので1日早めにご挨拶に伺いました。
これからもあれやこれやと、元気に頑張ってください!!
レジ横には閉店挨拶の貼り紙があった。
店名:公園通り
住所:福岡市博多区山王1-12-30
電話:092-414-8177
店休:日祝日
時間:8:00〜19:00
※2021年2月10日閉店
夜は【麦衛門】でアボカドと生湯葉の醤油割うどん。ほとんどの飲食店が遅くても20時閉店なので仕事終わってちょっと油断すると晩ご飯食べる店がなくなる。今日も19時前に滑り込み。僕の数分後にたまたま知り合いの飲食店の女性店主もやってきて「晩ご飯難民になるところやった〜〜!!うどん食べさせてください」と来店。「福岡県はちょっと早めに緊急事態宣言解除になるかもね」とそんな会話も出てくる。期待せずにはいられないよね。
居酒屋メニューがたくさんあるのよね。魅力的なうどん居酒屋。
あっさりしたものが食べたかったので健康的なイメージのうどん。
この天むす、最高。
店名:麦衛門
住所 : 福岡市中央区春吉1-7-18
電話:092-776-7712
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中洲【グランドバーフクオカ】様
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