博多区上川端に10月1日開店予定の【博多おばんざい澪(mio)】のプレオープンにお呼ばれしました。
中洲から川端通商店街側へ博多橋を渡った川沿いにある武内ビルの3階。店内を品よく改装された一室。カウンター中心に博多おばんざいというジャンルで小料理屋を開店するそうだ。
大将の林田慎二さんは、先般までこの近くで【あまくさ天慎(てんしん)】を経営されていた方。COVID-19に伴う状況の中で【あまくさ天慎】を閉店され、この度、女将の稲富澪奈さんと二人で【博多おばんざい澪(mio)】を開店することになったらしい。
小料理屋の形態だが、おすすめはコース料理。大将お任せのコースは、当日予約可能の5,000円、7,000円のコースと、前日までに予約必要の10,000円のコース。基本的にどのコースも量的にはあまり変わらず、価格により使われる素材が変わるらしい。
今回の料理は、料理が1万円のコース。目の前でさばかれるアラなど、なかなか高級素材が使われていた。まさに大人のための和食コース料理という感じで味付けも上品でゆっくりと食事を楽しめる。
その他にも、女将の一汁三菜コース(3,000円)や、おばんざい各種もあり。お通し(1,000円)とおばんざいの小鉢とお酒だけを楽しむことも大丈夫らしい。21時以降はカラオケも対応可能ということで、いろんな使い方が出来るみたい。
こういう状況の中なので、飲食業の方もいろいろと試行錯誤しながら頑張ってます。その中でも思い切って新業態や新店に移行したりと少しずつ動き出しましたね。
“食都福岡”という文化を失わないように、僕も微力ながら引き続き飲食業界の人たちを応援していきたいと思います。
ということで、料理はこんな感じでした。
お通しは、茶碗蒸し(タカバ入り)/おひたし/アラ内臓/素麺(松茸とカボス)/天草コハダの巻物/出汁2倍だし巻き卵/アラのうろこと海老のすり身蓮根はさみあげ
目の前でアラをさばく大将
刺し盛りは、やりいか/シメサバ/帆立/鯨のベーコン/アラ/まぐろ