食べ物の好き嫌いは子供には多いが、大人になってもそれがなおらない人も多い。
食べ物に限った話ではない。あの人が嫌い、この人は苦手。飛行機は乗らない。酒は飲まない。風俗なんて絶対行かない。機械やコンピュータは苦手なんだ。ロックは聴くけどクラシックなんて嫌いだ。などなど、嫌いだったり苦手なモノがたくさんある人がいる。僕が思うに、そういう人は、人生の楽しさの何分の一かを捨てていると思う。
どうしてもダメなもんはダメなんでしょうが、それを威張っていうのはどうかなと思ったりする。まあ、その人の勝手といえば勝手なんですけどね。どちらかと言うと、なんでも経験した人の方が幸せだとは思いませんか。
長い人生、警察に捕まったり、離婚したり、倒産したり、事故にあったりすることもあるでしょうが、そういうことを経験したことがある人と無い人では、経験した本人にしか判らないことってあると思うのよね。それはある意味、経験した人に優位性があると思いませんか。そう考えると、不幸で辛く苦しい恥ずかしいことでさえも、人生の一つの経験として前向きに受け止めることができるのではないでしょうか。
ということで、まとめると・・・
嫌いなモノや苦手のモノが多い人は、楽しく生きる権利をその分放棄しているに等しい。どうせ一度の人生、経験した人の勝ち。
という僕は牡蛎が食べられない。昔は大好きだったのだが、20年くらい前に1週間に2回アタって以来、怖くて食べられなくなったという理由だが。