クソじじい、言われて嬉しい、六十代。

カルボ20100125

 約1ヶ月ぶりに自宅でのご飯。次女の好物のカルボナーラを作って二人で食べた。辛いものが苦手な次女のにはブラックペッパーは掛けなかった。


 食べ物の好き嫌いは子供には多いが、大人になってもそれがなおらない人も多い。

 食べ物に限った話ではない。あの人が嫌い、この人は苦手。飛行機は乗らない。酒は飲まない。風俗なんて絶対行かない。機械やコンピュータは苦手なんだ。ロックは聴くけどクラシックなんて嫌いだ。などなど、嫌いだったり苦手なモノがたくさんある人がいる。僕が思うに、そういう人は、人生の楽しさの何分の一かを捨てていると思う。

 どうしてもダメなもんはダメなんでしょうが、それを威張っていうのはどうかなと思ったりする。まあ、その人の勝手といえば勝手なんですけどね。どちらかと言うと、なんでも経験した人の方が幸せだとは思いませんか。

 長い人生、警察に捕まったり、離婚したり、倒産したり、事故にあったりすることもあるでしょうが、そういうことを経験したことがある人と無い人では、経験した本人にしか判らないことってあると思うのよね。それはある意味、経験した人に優位性があると思いませんか。そう考えると、不幸で辛く苦しい恥ずかしいことでさえも、人生の一つの経験として前向きに受け止めることができるのではないでしょうか。

ということで、まとめると・・・

嫌いなモノや苦手のモノが多い人は、楽しく生きる権利をその分放棄しているに等しい。どうせ一度の人生、経験した人の勝ち。


 という僕は牡蛎が食べられない。昔は大好きだったのだが、20年くらい前に1週間に2回アタって以来、怖くて食べられなくなったという理由だが。
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上野万太郎/僕がどこかで誰かと生きていたという記録。《食》との出会いは《人》との出会い。

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■著書:「福岡カフェ散歩」「福岡のまいにちカレー」

「福岡のまいにちカレー」(2014年4月)
福岡で毎日カレーを食べながら48店をカメラを持ってオーナーさんをインタビュー。カレーの数だけ物語がありました。

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「福岡カフェ散歩」(2012年12月)
福岡のカフェ54店を取材。オーナーさんの熱い想いを伝えたい。

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■欲望おにぎりとよろこび丼
2020年12月23日、長女がレシピ本居酒屋店長特製の欲望おにぎりとよろこび丼を出しました。

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