たった数十万円のもめ事で1年半かかりました。
数十万円でも大金です。しかし野菜の取引高からすれば「たった」なんです。
裁判する費用を考えたら普通はこのくらいの金額では裁判することは少ないでしょう。しかし、相手のやり方に納得いかなかったため裁判に踏み切ったのです。
結局、示談が成立し、本日、数十万円を手に入れました。しかし、もめごとの発端の時に数十万円損してますので結局はマイナスですけど。
野菜商品を扱っていると、もめ事は避けて通れません。出荷した時は問題なくても相手に到着してみると品質が悪くなっていたり、数が違ってたり、時間に遅れたり・・・。
そもそも工業製品のようなきっちりとした規格がないし、定価もないし、注文書をいちいちFAXや郵送で毎回やりとりすることもないし・・・。
日々の仕事そのものや業界の構造自体がもめ事の温床となってます。
それにしても、1年半前にうちの申し出に対して相手がこの示談金の半分でもすぐに払ってくれていれば、わざわざ裁判なんてことにならなかったのに・・・。