僕がどこかで誰かと生きていたという記録。

旭川からの帰り。中部国際(名古屋)空港での乗り継ぎでした。乗り継ぎ時間は30分。

乗ってき来たA300スーパードルフィンが中部国際空港に着陸。おりる前に機内にて、キャビンアテンダント(CA)さんが「お客様、福岡へのお乗り継ぎですね?おりられましたら空港内案内係にその旨お伝えください」とのこと。
僕は中部国際空港に降りるのは今回が初めて。乗り換えに対する移動距離などの感覚がわからず万が一のことを考えテキパキと行動する気満々。タラップをおりて空港ビル内に入ると「福岡にお乗り継ぎのお客様はいらっしゃいますか?」との声。「はい、乗り継ぎです」と僕が答えると「この先をまっすぐお進みください。途中で3階に上がって頂き9番ゲートへお行きください」とのこと。
指示通りに歩くと結構長い距離。北海道用に持っていったダウンジャケットやお土産に買った白い恋人とロイズのチョコウエハースを小脇に抱えて小走り。9番ゲートについたのは福岡行きの出発まで20分。「余裕だったなあ」と一息つきました。

そしてチェックイン。スロープをどんどん降りてタラップから飛行機へ。「んんん?」どこかで見た機材。ANA-A300スーパードルフィン。ひょっとして??? そうです。数分前に旭川から乗って来た同じ機材でした。
飛行機内に入ると、さっき降りる前に「お客様、福岡へのお乗り継ぎですね?」と声をかけてくれたCAさんが笑顔で立ってました。僕は思わず「えええ、、、同じ飛行機やん!」て叫んだら、そのCAさんは「そうなんですよ、お手数をおかけしました」と癒し系の笑顔。続けて同じ機材に乗るなんて、こんな事は初めてでした。

 ティーサービスの時、このCAさんが「長旅ですね〜」と笑顔で声をかけてくれたので、僕が「今日は何便のフライトなんですか?」と聞くと、「朝から、名古屋→旭川→名古屋→福岡→名古屋と1日4便なんです。今日はきついんですよ〜ぅ」とさらに愛くるしい笑顔。

CAさんも大変だなあ。しんどくても絶やさないあの変わらない笑顔。見習いたいものです。僕は「頑張ってくださいね」と言葉を残し福岡空港に降りました。

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上野万太郎/僕がどこかで誰かと生きていたという記録。《食》との出会いは《人》との出会い。

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■著書:「福岡カフェ散歩」「福岡のまいにちカレー」

「福岡のまいにちカレー」(2014年4月)
福岡で毎日カレーを食べながら48店をカメラを持ってオーナーさんをインタビュー。カレーの数だけ物語がありました。

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「福岡カフェ散歩」(2012年12月)
福岡のカフェ54店を取材。オーナーさんの熱い想いを伝えたい。

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■欲望おにぎりとよろこび丼
2020年12月23日、長女がレシピ本居酒屋店長特製の欲望おにぎりとよろこび丼を出しました。

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