2010年4月1日オープンした【Read Cafe】。
『福岡の出版社「書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)」が手がけるブックカフェ。新しい本との出会いの場をつくりたいと、オープンさせました。書肆侃侃房の本に、いろんな縁があってやってきた古本など、手にって自由に読むことができます。もちろん、気に入ったら購入もできます。』(お店のHPより抜粋)
その頃、今はもうないが東区松崎にあった【Cafeイチカバチカ】で店主の清氏と話をしてた。雨の日の日曜日の夕方だったかなぁ。
「薬院に新しいカフェで出来てますよ」
あの頃は今みたいにいわゆる“カフェっぽいカフェ”は少なかったので、すぐにtwitterで検索してみた。
「なるほどなるほど。今度行ってみるわ」
初めて【Read Cafe】に来たのは2010年4月18日だった。
現在僕がこんなおじさんになったのは、それがキッカケだったと言っても過言ではない。
しばらくして【Read Cafe】は「書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)」という出版社が経営しているブックカフェだということを知った。
その後、「書肆侃侃房」で2012年に『福岡カフェ散歩』出版の企画が浮上した時に、【Read Cafe】店長の圭ちゃんが毎日飲食店のブログを書いている僕に声を掛けてくれた。
「万太郎さん、カフェの本を書きませんか?」と。
嬉しかったなぁ。たぶん5秒くらいで返事したと思う。
「書く!!」って。
49歳の春だった。
そして、2冊目として2014年に『福岡のまいちにカレー』を出版することになる。
そういう意味で【Read Cafe】、そして「書肆侃侃房」との出会いには大変感謝している。僕の人生の後半戦をとても有意義な時間にしてくれる一つの大きな出会いだった。今のところね。
そんな【Read Cafe】が、2月2日を持って閉店することになった。4月1日で10周年を迎えるちょっと前。
いろいろ想い出もたくさん。フレンチトースト、美味しかったなぁ。キーマカレーもグリーンカレーも、パスタやイベリコ豚も。深夜まで営業してたので友達と夜に集まったりもした。
開店した頃に圭ちゃんが頼りにしていたスタッフのさっちゃんが手伝いに来てるというので、最後に顔を見にきた。
俺もそうだけど、圭ちゃんもさっちゃんも10歳も歳とったってことやね。いや、成長したってことか。
10年間本当にお疲れ様でした。
ありがとう。
「書肆侃侃房」は2018年10月3日に天神に【ajiro】というカフェ併設の本屋さんをオープンしている。作家さんのトークショーなども定期的に開催。出版社が経営するブックカフェというスタイルはそちらで継続されることになります。
店名:Read cafe
住所:福岡市中央区薬院2-2-33 OASビル1F
電話:092-713-8860
【Read Cafe】の前にお昼は【やっちゃんち】で支那そばカレー味。実は昨夜こちらのスタッフさんと常連さんとの新年食事会にお呼ばれしたので御礼を兼ねてランチで訪問。相変わらずパンチ力とボリュームのあるカレーらぁめん。
昨夜から、ごっちゃんでした!!
やっちゃんは元気そうで良かった。
店名:やっちゃんち
住所:福岡市中央区清川3-12-1
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