クソじじい、言われて嬉しい、五十代。
中華杉本

昨夜は、某グルメサイトの方からお誘いを受けて中華の名店「中華 杉本」へ。

行ってみると福岡で飲食業を営むY氏など、はじめて会うグルメな先輩諸氏と一緒に6人でテーブルを囲むことに。

福岡市西区生松台の高級団地を上の方まで登ったところにある「中華 杉本」。店名は聞いたことあるけど、お伺いするのは初めて。

外観は普通に一軒家。一軒家を改造した古民家レストラン風、、、とかいうことはまったくなく、普通に一軒家。ほんと普通に一軒家。

近くに案内標識もなければお店の看板もない。あるのは、個人名の表札だけ。

中に入ると、2階へ案内される。一日一組しか予約を受けないというお店は、完全に自宅のリビングで食事を提供するというスタイル。

厨房は、一般の個人宅と変わらない広さのものを中華料理用に改造したもの。こんな手の込んだすごい料理がこの狭い厨房で作られたのか、という驚きのコース料理を味わうことになる。


さて、話はちょっとそれるが、本日ここを予約されたY氏は、スパークリング、白ワイン、ロゼ、赤ワイン、シェリー酒などをみんなのために用意して、各料理にあわせてお酒を変えて、料理との飲み合わせを楽しむという美食家。

フランス、中国などを中心に世界の高級レストランから福岡の屋台まで食べつくしてきたY氏だけあって、話がすごすぎる。

「あ〜、こういう人のことを“グルメ”って言うんだな」と実感。

日頃、カレーと珈琲と麺類ばかり食べている僕とは違う世界の方でしたが、楽しゅうございました。


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ということで、いただいた料理をご紹介していこう。

まずは、皮付き生ピーナッツの滷水煮込み浸し。滷水の香りが優しく中国っぽく、柔らかい食感の生ピーナッツで食前酒が進むようだった。
中華杉本

やよい豚スペアリブの自家製桂花梅醤とナツメ 杞子入りの煮炒め。前菜にしては珍しくパンチのある肉料理。上海で買ってきてる蜜を使ってるらしく、香りと甘みが柔らかい肉をつつんでいていきなり食欲がトップレベルに。手に持って骨にむしゃぶりつく。
中華杉本

気仙沼産フカヒレと乾燥天然衣笠茸の地鶏 金華ハム入り上湯ニ重蒸しスープが出される前に、スープをとった肉などをみせてくれた。
中華杉本

そして、スープ。金華ハムのもつ塩味と素材の旨味だけなのに、なんなんだこの深く厚い味は。
中華杉本

魚料理の前に素材のお披露目。
中華杉本

玄海産活けアラの姿蒸し 上湯醤油ソースの出来上がり。
中華杉本

身がホロホロホクホク。ソースも美味しくて、お酒をいただいてない僕は、ずっと白ご飯が食べたいと思う貧乏性がうずうず。前菜のスペアリブとかも絶対ご飯に合うw
中華杉本

活け天然大車海老とヤリイカの湯通し 上湯とにんにく風味炒め。薄味で素材の甘みが主張する。
中華杉本

糸島産ゴーヤ 黒豚 棒湯葉のオリーブ醤と自家製豆豉醤風味 土鍋煮込み。ゴーヤの中国流の切り方と柔らかさが印象的。
中華杉本

佐賀産赤鶏の自家製南乳醤風味 丸揚げ。表面のパリパリ感と柔らかくジューシーな肉のコントラストが最高。本記事トップの写真はこの赤鶏料理の仕上げ前に見せてくれたもの。
中華杉本

宗谷産干し貝柱と博多和牛煮込み頬肉の自家製鮑汁入りの炒飯。ジャスミンライスを使用していて味は濃いがさらっといただける。魚介と肉の旨味がすごい。
中華杉本

杏の種子核(南北の杏仁)裏漉しと卵白入りのスープデザート。いわゆる温かいスープ状の杏仁豆腐みたいな感じ。中国料理では一般的に出されるものらしいが、はじめて食べた。これは、すっきりとさせてくれるね。すばらしい〆だった。
中華杉本

ということで、お腹も心もいっぱい。

広東料理をベースにした上品であっさり目の味付けは、大人な中華料理好きにはたまらん逸品の連続。濃い味、薄い味を交互にだされたせいか、気持ち悪い満腹感が残らない。


今でも年に4回くらいは中国へ素材や調味料の仕入れにいくというオーナーの杉本さんは、なんと元プロの音楽家という経歴の持ち主。

人生の晩年になって自宅で高級料理店を開業されるにいたった経緯についてももっと聞きたくなるお店でした。

いや〜、お世話になりました。ご馳走様でした。




店名: 中華 杉本 食べログ ]
住所: 福岡市西区生松台3-5-2
電話: 092-812-0208
※一日一組だけの完全予約制です。

 

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■プロフィール
【名前】上野万太郎(小学生時代からのペンネーム) 【これまでの生涯】1962年8月 福岡県久留米市生まれ。京都で学生時代4年間を過ごし、就職を機に福岡市へ。一年間の飲食店訪問回数は食事と喫茶を合わせて延べ1,000回以上。「食」との出会いは「人」との出会い。
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著書:「福岡カフェ散歩」「福岡のまいにちカレー」


「福岡のまいにちカレー」(H26年4月)
福岡で毎日カレーを食べながら48店をカメラを持ってオーナーさんをインタビュー。カレーの数だけ物語がありました。

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「福岡カフェ散歩」(H24年12月)
福岡のカフェ54店を取材。オーナーさんの熱い想いを伝えたい。

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