僕がどこかで誰かと生きていたという記録。

d22d9e16.jpgベジワンのサイトを通じて連絡があった熊本県松橋町の生産者のMさん。
今日初めて会うんですが、時間がお昼時になるもんで、僕の方から「どっかで食事しながらお話しましょうか?」と申し出てMさんも快諾。

お宅訪問して食事処へ移動すると、地元じゃ一番であろうと思われる立派な寿司屋さん。上にぎりと伊勢エビの味噌汁ご馳走様でした!
僕の方から食事に誘っておきながら恐縮です。

写真は寿司屋さんの湯飲み。
判りにくいと思いますが、この湯飲み、すっごくデカイんです。大人の男の僕でさえ片手では持てずに、食べている途中でも一旦箸を置いて両手でお茶を頂かねばならない。しかたなくではあるけど、行儀はよくなりますわね。

さて、仕事の方と言えば、このMさん、30町の面積で農業をされているんですが、そのほとんどが米と麦。去年から地元のキャベツ生産者の協力を得て、キャベツ生産に取り組み始めたとのこと。

ベジネットとしては、数人でグループを組んで、ある程度の量を計画的に出荷できる体制をつくってもらえば前向きに取引ができますよ、ということを説明。
またベジネットの全国の産地の事例や苦労話(想い出話)をしました。

うちみたいな業者が産地をまとめるのも大変ですが、生産者たちがグループを作って自分たちのメンバーをまとめるのも大変なんですよねぇ。
生産者はそれぞれが社長さんですから、当然ながら独立心も自立心も強いです。「我が強い」という言い方もできます。

そんな人たちをまとめるグループリーダー(組合長や会長などという場合が多い)という役割って大変なんです。そんな役をやりこなせるリーダーがいるかいないかにグループの繁栄と存続がかかっていると言っても過言ではないかも。
そんな人がいると僕らも前向きに契約取引ができるんですけどね。
なかなかいないもんですよ。

Mさんがそんなグループを作ってくれること期待です。
またお伺いしますので、呼んでください!

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上野万太郎/僕がどこかで誰かと生きていたという記録。《食》との出会いは《人》との出会い。

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■著書:「福岡カフェ散歩」「福岡のまいにちカレー」

「福岡のまいにちカレー」(2014年4月)
福岡で毎日カレーを食べながら48店をカメラを持ってオーナーさんをインタビュー。カレーの数だけ物語がありました。

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「福岡カフェ散歩」(2012年12月)
福岡のカフェ54店を取材。オーナーさんの熱い想いを伝えたい。

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■欲望おにぎりとよろこび丼
2020年12月23日、長女がレシピ本居酒屋店長特製の欲望おにぎりとよろこび丼を出しました。

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