僕がどこかで誰かと生きていたという記録。

障害者支援事業として農業が活用できないか?という相談があり、ある市議会議員さんたちがつくるNPO法人の方達と打合せをしてきました。というか勉強会みたいな感じ。

障害をもった子供達が将来にわたって自立できるようなシステム作りを検討しているNPO法人。具体的に言うと障害者が永続的に生計を立てられるような仕事作りを支援をしていこうということらしいです。

そこで農業分野でもそういう道がないのかということでの勉強会でした。
単なるボランティア事業ということではなく、その事業で利益をあげれるようなシステムを作って永続的な経営ができなければダメなんです。農業をしながら心や体のケアが出来れば良いみたいなセラピー的発想ではなく、収益を生む事業としての確立が必要なんです。

なんで利益を上げて永続的でなければいけないか。

このNPO法人のみなさんは障害児を持ったご両親が主たるメンバーで構成されているんです。つまり自分たちが年老いて先立った時に、子供たちを誰が面倒見てくれるのか・・・そう考えた時に「利益を上げるシステムの中での永続的な生計の自立」が不可欠なのです。

一朝一夕に解決できる問題ではありませんが、市の農政課を巻き込んで農業振興の一環として方向性はあるんじゃないか、という話でとりあえず今回は会議を終了しました。

「なんか、やりたい!」これが御館様と僕の感想でした。

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上野万太郎/僕がどこかで誰かと生きていたという記録。《食》との出会いは《人》との出会い。

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■著書:「福岡カフェ散歩」「福岡のまいにちカレー」

「福岡のまいにちカレー」(2014年4月)
福岡で毎日カレーを食べながら48店をカメラを持ってオーナーさんをインタビュー。カレーの数だけ物語がありました。

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「福岡カフェ散歩」(2012年12月)
福岡のカフェ54店を取材。オーナーさんの熱い想いを伝えたい。

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■欲望おにぎりとよろこび丼
2020年12月23日、長女がレシピ本居酒屋店長特製の欲望おにぎりとよろこび丼を出しました。

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