僕がどこかで誰かと生きていたという記録。
インターネットという言葉が一般的になって久しいが、
e-Japan戦略を掲げた森内閣以来、当時の通商産業省を
中心とした政府指導のもとに、韓国や欧米に負けるな
って感じでインフラを整備し、ここまで広がったのが
日本のインターネット。

しかしここに来てさまざまな教育的・人道的・商取引上の
問題や課題が全世界的に露呈してきている。

今後はさらに行政・医療・教育・生活・商取引の分野で
インターネットの利用が進んでいくことは明らか。

そのために、政府(現・経済産業省)としてはより厳しく
より正確なインターネットサイト構築の必要性があると
判断している。

こういう流れの中で(ここからは話が専門的になります・・・)
W3C(World Wide Web Consortium)の標準を遵守して構築
されるのもを"良いサイト"として、基準を満たしていない
サイトはエラー対象としていくというのだ。
例えば、インターネットエクスプローラー(IE)でしか読め
ないページやWindowsでしか使えないシステムはエラーと
することで経産省が調達ガイドラインを作成するらしい。

単に公序良俗に反するものや暴力的や性的なサイトで教育上
問題のありの内容だからエラーだ!ではないのだ。
ありとあらゆる技術的な項目においてやってよいこととエラー
と判断することを事細かく決められてしまうのだ。

1年前までにあったインターネット上のサイトのうちの
ほとんどがエラーになってしまうような大変なルール作り
である。

OSがWindowsでもMacでもなんであれ、その上で同じように
動くシステム。
ブラウザがIEであれ、オペラであれ、モジラであれ、
ネスケであれ、なんでも同じように見えて同じように作動
するサイト。
お年寄りや子供でも分かり易く使い勝手の良いサイト、
また体にハンディがある人でも使えるシステム。
(=ユーザビリティ、アクセシビリティ重視のサイト)
検索にヒットしやすくするための裏技を使っていないもの。
スタイルシートを使って書かれたもの。
というような基準を満たすために、ひとつひとつ本当に
事細かく技術的なルールが作られているのだ。

これって今までの一般的なホームページの作りの常識を
根底から覆してしまうようなことなのだ。

官公庁やいわゆる大企業のサイトはこの基準を満たすべく
リニューアルの真っ最中。来年3月までには移行することを
目標としているらしい。

じゃあ、それを満たしてサイト構築をできる技術者が日本に
何人いるのだ。それが数えるほどしかいないらしいから驚き。
これからはそういう技術者を育成することも急務となる。

またそういう事情により技術レベルの高いサイトへの需要も
高まり、ITに関わる会社へのお金の流れはまだまだ続く
ことになるようだ。

どうするよ!?ベジネットのサイトは・・・
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上野万太郎/僕がどこかで誰かと生きていたという記録。《食》との出会いは《人》との出会い。

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「福岡のまいにちカレー」(2014年4月)
福岡で毎日カレーを食べながら48店をカメラを持ってオーナーさんをインタビュー。カレーの数だけ物語がありました。

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「福岡カフェ散歩」(2012年12月)
福岡のカフェ54店を取材。オーナーさんの熱い想いを伝えたい。

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